商品企画・開発関連の業務従事者、就職・転職活動中の方必見!テストマーケティングのオフライン手法についてご紹介
こんにちは!しょ〜です✨
前回は開発で実体化した商品やサービスを本格販売する前に、世の中で試していくテストマーケティングについて概要と目的を紹介させていただきました。
(https://milky-way-galaxy.hatenablog.com/entry/2020/03/30/141230)
今回は、引き続きテストマーケティングついて、具体的な手法について紹介していきます。
目次
1.テストマーケティングの具体的手法
2.オフライン手法
①ホームユーステスト
②会場テスト
③店舗テスト
3.まとめその①
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1.テストマーケティングの具体的手法
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テストマーケティングとは、販売する前に、特定の地域やユーザーに対してトライアル的に販売を行い、VOCや市場の反応収集・課題の洗い出しを経て本格販売に移行する手法です。
具体的な手法として、大きく分けると
インターネットを介さないオフラインテストと
インターネットを介するオンラインテストの2種類があります。
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2.オフライン手法
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インターネットを介さないオフラインテストの手法について紹介します。
①ホームユーステスト
いわゆるモニター調査と呼ばれているものです。
この調査の可否は業界や商材にもよりますが、サンプルを家庭に配布し、使い心地などのVOCを収集する手法です。
調査には新規顧客を対象としたものと、既存顧客を対象としたものの2タイプがあります。
◎新規顧客タイプ
見込みの新規顧客に対しテスト販売を行い、反応を見ます。
新規顧客のため、幅広く客観性の高い評価が得られるメリットがありますが、本格販売前に、競合他者に認知されてしますというデメリットがあります。
◎既存顧客タイプ
既存顧客に対してメールマガジンなどで商品やサービスの告知をし、テスト販売します。
閉鎖的な環境でのテストのため、競合他者に認知されてしまう可能性は少ないのですが、対象者が限られてしまい、幅広い意見が集まりにくく、客観性が低くなるデメリットもあります。
②会場テスト
調査対象となる顧客を会場に集め、新商品・サービスに関するVOCを収集する手法です。
事前に告知をかけて参加者を会場に集めるケースと
当日呼びかけて行うストリートキャッチの2種類があります。
③店舗テスト
特定の地域で本格販売と同じ状況でテストを行う手法です。
中規模都市などに対して、広告・PRなどを本格販売と同様に行なって期間限定で販売するやり方です。特定の地域での結果を踏まえて全国へ横展開する流れで、需要やターゲットとしてできるだけイレギュラーでない地域を選びます。
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3.オフライン手法のまとめ
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ここまでがテストマーケティングのオフライン手法の紹介です。
もう一つのインターネットを介してテストするオンラインマーケティングについて、次回紹介していきたいと思います。